CATEGORY:マルイエアコキワルサーMPL
2022年07月17日
マルイエアコキワルサーMPL静音化カスタム
ワルサーMPL(実銃)という銃は商業的にはあまり成功した銃とは言えないそうです。
後に出たHKのMP5が稀代の名機ということもありますが、最大の難点は機械的にうるさいということらしいです。
マルイMPLもその実銃の難点を引き継いでとても発射音がうるさいエアガンになっております。
鳴り響く『ダイ〜ン!!!』というピストンの打撃音とバネ鳴り。
ある意味チープエアガンの趣なところとも言えますが、せっかくなので実銃のリベンジの意味も込めて少しでも静かになればとカスタムします。

過去記事もよければ合わせてご覧ください。
マルイエアコキワルサーMPL可変ホップ化カスタム
https://harimineblog.militaryblog.jp/e1095531.html
エアコキですので、手を入れる部分は
・ピストン打撃音対策
・バネ鳴り対策
・サイレンサー取り付け
以上です。
まずピストン打撃音対策ですが、ノーマルピストンをエアブレーキピストンにカスタムします。
お手軽に戦民思想の「イッカク」を組めばうまくいくかもしれません(未確認)が、たまたまゴルフのマーカーを入手しまして、これを使ってエアブレーキを作ってみました。

ピストンヘッドの平面部分の大きさにベースにマーキングをしてカット。


接着取り付け。接着剤はコニシのウルトラSUを使いました。
ピストンヘッドの素材が何かわかりませんが、とりあえずくっついています。養生時間はしっかりとりました。
ベースの上にハネナイトを貼り付けました。
ピストンヘッドの溝にエアロスを減らすためにゴム板を輪に切ってはめました。

ゴルフのマーカーは先細りテーパーになっています。
根元は直径4mmでノズル内径ぴったりですが、先は緩いのでエアブレーキをきつめにしたいときは先に熱収集チューブなどをを接着してカサ増ししてください。
次にバネ鳴り対策。
スプリングガイド、ピストン内側にAZプラスチック用グリスを塗りました。
特にスプリングガイドにはしっかりめに盛りました。

リターンスプリングに熱収縮チューブを所々につけました。

最後はサイレンサーの取り付けです。
マズルをマズルカバーの位置でマークしてカット。カットはパイプカッターを使いました。


組み立てました。
マズルカバーのところからインナーバレルが露出するようにします。

そして、露出部分にPDI「マルイガスブロG17用サイレンサーアタッチメント」を取り付けます。

※先のカスタムでチャンバーをカスタムしており、チャンバーでインナーバレルが固定されています。(過去記事参照)
チャンバーがノーマルの場合、マズルの先でインナーバレルが固定されていますので、マズルカットしてしまうとインナーバレルが抜けてしまいます。
あとはお好みのサイレンサーを取り付けて完成です。
放熱口があるためチャンバー等内部構造が外から壁が抜けていますので、極端な静音化は図れませんでしたが、ノーマルに比べたらかなりの静音化になりました。
これ以上になると埋めて隙間にスポンジなどをはめていかないといけませんが、まあそこまでしなくても良いかなと思います。
初速は77m/sから74m/s(0.25g)に低下しました。
これはエアブレーキをつけたので仕方ないです。
後に出たHKのMP5が稀代の名機ということもありますが、最大の難点は機械的にうるさいということらしいです。
マルイMPLもその実銃の難点を引き継いでとても発射音がうるさいエアガンになっております。
鳴り響く『ダイ〜ン!!!』というピストンの打撃音とバネ鳴り。
ある意味チープエアガンの趣なところとも言えますが、せっかくなので実銃のリベンジの意味も込めて少しでも静かになればとカスタムします。

過去記事もよければ合わせてご覧ください。
マルイエアコキワルサーMPL可変ホップ化カスタム
https://harimineblog.militaryblog.jp/e1095531.html
エアコキですので、手を入れる部分は
・ピストン打撃音対策
・バネ鳴り対策
・サイレンサー取り付け
以上です。
まずピストン打撃音対策ですが、ノーマルピストンをエアブレーキピストンにカスタムします。
お手軽に戦民思想の「イッカク」を組めばうまくいくかもしれません(未確認)が、たまたまゴルフのマーカーを入手しまして、これを使ってエアブレーキを作ってみました。

ピストンヘッドの平面部分の大きさにベースにマーキングをしてカット。


接着取り付け。接着剤はコニシのウルトラSUを使いました。
ピストンヘッドの素材が何かわかりませんが、とりあえずくっついています。養生時間はしっかりとりました。
ベースの上にハネナイトを貼り付けました。
ピストンヘッドの溝にエアロスを減らすためにゴム板を輪に切ってはめました。

ゴルフのマーカーは先細りテーパーになっています。
根元は直径4mmでノズル内径ぴったりですが、先は緩いのでエアブレーキをきつめにしたいときは先に熱収集チューブなどをを接着してカサ増ししてください。
次にバネ鳴り対策。
スプリングガイド、ピストン内側にAZプラスチック用グリスを塗りました。
特にスプリングガイドにはしっかりめに盛りました。

リターンスプリングに熱収縮チューブを所々につけました。

最後はサイレンサーの取り付けです。
マズルをマズルカバーの位置でマークしてカット。カットはパイプカッターを使いました。


組み立てました。
マズルカバーのところからインナーバレルが露出するようにします。

そして、露出部分にPDI「マルイガスブロG17用サイレンサーアタッチメント」を取り付けます。

※先のカスタムでチャンバーをカスタムしており、チャンバーでインナーバレルが固定されています。(過去記事参照)
チャンバーがノーマルの場合、マズルの先でインナーバレルが固定されていますので、マズルカットしてしまうとインナーバレルが抜けてしまいます。
あとはお好みのサイレンサーを取り付けて完成です。
放熱口があるためチャンバー等内部構造が外から壁が抜けていますので、極端な静音化は図れませんでしたが、ノーマルに比べたらかなりの静音化になりました。
これ以上になると埋めて隙間にスポンジなどをはめていかないといけませんが、まあそこまでしなくても良いかなと思います。
初速は77m/sから74m/s(0.25g)に低下しました。
これはエアブレーキをつけたので仕方ないです。